【Eight EXPOで初公開】“導入すべき理由”をAIが提示──「パーソナル・ナビゲーション」にROIを可視化する新機能が追加

カサナレ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：安田 喬一）は、展示会来場者一人ひとりに最適な情報提供を行う生成AIソリューション「パーソナル・ナビゲーション」の新機能として、「導入効果シミュレーター」をリリースいたしました。

本機能では、来場者が自社情報を登録するだけで、生成AIがその場でROI（投資対効果）を推定。ツール導入による効果を瞬時に可視化し、リアルタイムでの意思決定を支援します。単なる情報収集を超え、来場者自らが納得して選ぶ“体験型展示”を実現します。

なお、本機能はSansan株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：寺田 親弘）との共同開発により実現したものです。同社の名刺アプリ「Eight」が主催する展示会「Eight EXPO第4回 営業マーケ DX 比較・導入展」の来場者専用マイページ「来場ガイドブック」にて、本機能が活用されています。

■新機能「導入効果シミュレーター」について

今回新たに追加された「導入効果シミュレーター」は、展示会来場者が入力した企業情報（業種・従業員規模・部門構成など）をもとに、生成AIが導入ツールの効果を即座に試算し、ROI（投資対効果）として可視化する機能です。

これにより、来場者はブースでの対話前に「このツールを導入すると、自社では何がどれだけ改善されるのか」を具体的な数値と効果項目で把握することが可能となり、導入検討における意思決定をより迅速かつ的確に行えるようになります。

▼ 本機能の特長

◆業務改善効果をリアルタイムで数値化

作業の自動化や効率化により、削減される作業時間や人件費、および精度向上による再工数の低減効果などを自動で試算。
例：入力業務の自動化で年間約50時間の作業削減 → 人件費換算で約15万円相当のコスト効果。

◆売上インパクトまで含めたROIを提示

新たな提案機会や商談創出など、業務改善による売上貢献も考慮し、投資対効果（ROI）をパーセンテージで表示。例：総合効果500万円に対し、導入コスト200万円 → ROI 150％以上を提示。

◆適合性を6つの観点からスコア化

市場適合性、導入容易性、拡張性、効果の即時性など、6つの評価軸から“マッチングスコア”を100点満点で算出。複数サービスの比較検討にも活用できます。

◆ベンチマークとフェルミ推定を活用した推論ロジック

入力された情報に対し、業界平均値や職種別モデルを活用してフェルミ推定に基づいた合理的な試算を行うため、初期検討段階でも実用的な効果イメージを得ることができます。

「導入効果シミュレーター」は、ツール導入における“価値の見える化”を実現する機能として、展示会の現場において、より本質的な対話を促進する役割を担います。

利用者自身が納得して選べる意思決定を支援する、新たな顧客体験の起点となる機能です。

■ 「パーソナル・ナビゲーション」について

「パーソナル・ナビゲーション」は、展示会を訪れる一人ひとりの参加者に最適化された情報体験を実現する、生成AIソリューションです。

従来の展示会では、来場者が膨大な出展情報の中から自ら「探す」必要がありましたが、本技術により参加者の関心・属性・目的に応じた情報を自動で案内。展示会が「あなたのための空間」へと進化します。

▼主な特徴

◆パーソナルRAGと自動連携

ユーザーのログイン情報を、独自開発したRAGシステム「パーソナルRAG」と自動連携。ユーザー属性や関心事項をAIが自動解析し、テキストを入力しなくても各人に最適な回答を提供します。

◆1万人1万通りの提案

ユーザーごとに異なるニーズに対応し、1万人に対して1万通りの個別提案が可能。多様性を尊重した情報提供を実現します。

◆情報の最適化によって理想的な出会いを実現

ユーザーの目的や課題に最適化された情報を優先的に表示することで、ビジネスやパートナーシップの機会を効率的に提供し、より良い出会いの実現をサポートします。

開催概要

プレスリリースはこちら：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000114769.html